1日のうちで、忙しいのはなんといっても朝ですね。
少しでも多く寝たいママの朝食作りの必須条件は、「自分も家族にとっても面倒で負担でないこと」です。
面倒だと思うと、朝から自分の機嫌も悪くなるし、家族も朝はギリギリまで寝たいみたいです。でも栄養も取って欲しい・・。
そんな我が家の時短レシピを紹介します。
朝にご飯を投入するだけ!野菜たっぷり雑炊
これは我が家の朝食で週2~3回程の頻度で食卓に登場します。読んで字の如く「野菜たっぷりの雑炊」です。
これだけなのですが、ポイントは前日の夜にほとんど完成させてしまうことです。
我が家の夕食は汁物がほぼ毎日食卓に出ます。この時に夕食分×1.5の量で汁物を作ります。味噌汁でもいいし、コンソメスープ、中華スープ、キムチスープでも何でも大丈夫です。
夜のうちに夕食で残った分の汁物をお鍋ごと冷蔵庫に入れます。(取っ手が外せる鍋があれば便利ですね)冬の寒い時期は、一晩中暖房などでも気温が下がらない廊下に置いています。
そして朝、火にかけます。前日と同じ味で大丈夫?なんて思った優しいママの方。ご安心ください。
ここで一工夫、味を微妙に変えます。良く使うのは、「醤油」「めんつゆ」「生姜」「柚子胡椒」「牛乳・豆乳」です。昨日の夕食が、洋食系、中華系のスープの場合は醤油を少し加えます。すると和風のスープに早変わり!
味噌汁の時には、生姜や柚子胡椒を入れると風味が変わります。意外と使えるのは牛乳と豆乳です。どんな味のスープ(味噌汁でさえも!)もまろやかに優しい味のものに変わります。もちろん栄養もプラスできます。
そして、具材を少し追加すると更に良いです。
具材と言ってもまな板と包丁を出して・・・なんてやっていると面倒!ですので、ゴマやあらかじめ切っておいた小ネギ、ちぎったレタス、キノコなど火が通りやすく、冷蔵庫から出してそのまま入れられるものを準備。これで家族から「昨日の夜と一緒。」等と言われた事はありません。
解凍した後、わずか30秒!野菜バーガー
こちらも家族に人気の定番メニュー。
前日に汁物が無かった時や、冷蔵庫にある材料の状況によって作っております。
準備
休みの日など時間があるときに野菜を1口サイズに切った後に茹でるか、焼くか、レンジで加熱して熱を通します。
この時の野菜はファミレスや喫茶店などで目にするいわゆる「パンにはさむ・のっている野菜達」です。人参、キャベツ、玉ねぎなど。レンコンやキノコも良いですね。その後、冷ましてから、パンにはさむ分ずつ冷凍します。余った野菜炒めなんかでも使えます。むしろ野菜炒めを作るときには、野菜バーガーを意識して多目に作って冷凍しています。
使うパンは、食パン、バーガー状、ホットドック状のパンでも何でも使えます。甘い味が付いていたりしないシンプルなパンを気分で選んでくださいね。
作り方
朝、パンにバターを塗り、解凍した野菜をはさみます。
しかし解凍した野菜は水分を含んでいてべちゃべちゃになっていることがあるので、そんな時は水を切ってからマヨネーズやケチャップであえてください。
これに、前日あらかじめ切っておいたトマト、パプリカ、茹で卵などをパンにのせます。
栄養を考えるときには、赤・黄色・白・緑など色取りよくいれると自然とカバーしやすいと栄養士の方から聞きました。自然とそれ以来、色取りも良くそのまま使える赤いもの(トマト・パプリカ)も常に常備して使っています。
たまに冷凍の野菜を甘辛味にするなど、バリエーションを増やしています。
あらかじめ鶏肉やウインナーも小さく切って一緒に加熱後、冷凍しておくと便利だし子供達も喜びます。
前日準備ゼロ!ママの強い味方『おうどん』
最後はうどんです。もうどれほど便利か・・。
子どもってうどん好きですよね。これは、前日に外食したり疲れすぎて知らぬ間に寝てしまった時のお助けレシピです。
まずはゆでうどんを耐熱皿に移し、お水を少々ふりかけます。
これにラップをかけた後、1分程レンジでチンします。1度取り出してから、麺の真ん中にくぼみをつくり、卵、火の通りやすい野菜や納豆をのせます。キノコや葉物野菜がおすすめです。そしてめんつゆを大さじ1まんべんなくかけます。
その後再び、2分程レンジで加熱すれば出来上がりです。
最後のうどんメニューは冷蔵庫や、冷凍庫に下準備した物がなかった時の緊急レシピにも関わらず、子共達も結構喜んでくれます。
まとめ
最初は「品数と量が少ないかな?」と心配になりましたが、我が家はこれですっかり定着しています。朝食は1日の元気の源。準備がストレスになってはせっかくの手間隙かけたご飯も台無しです。
無理をせず、家族と一緒に笑顔で1日をスタートさせることが何より大事ですよね。