生後5~6カ月になると、離乳食が始まります。赤ちゃんが少しずつ食べ物に慣れていく時期に入ります。初めての離乳食作り、不安がありますよね。色んな出版社から出ている本などから離乳食のメニューを調べていることかと思います。今は離乳食調理キットが売っていたり、冷凍もできるようになったので、フリーザーパックも売られていたりします。
どれもあって便利なものですが、全部買う?ちょっと待ってください!本当に必要なものだけ買いたいと思いませんか?
離乳食をスタートさせるにあたって、これあると本当に良かった!と思うものをご紹介したいです。参考になれば幸いです。
ハンドブレンダー
先輩ママからプレゼントでいただきました。「これで色んなものをつぶせるから便利よ♪」と言われて、機械音痴な自分がしぶしぶおかゆを作るのに使ってみたところ、これがびっくりするほど素晴らしい働きをしてくれました。
何が素晴らしいかというと、まず10倍粥です。みなさんは10倍粥をどのように作ろうと思っておられますか?
まず炊いたお米に10倍の水を入れて鍋でコトコトとじっくり煮て、どろどろのペースト状になるのを待ちますか?それとも、お粥クッカーを使って、電子レンジで必要な分だけをチンして作りますか?それとも炊飯器で炊けるお粥作りの容器を入れて、それで炊飯できるまで待ちますか?
どれも正解で、ちゃんとしたお粥ができます。ただ、時間がかかるのと量が作れないことが悩みでした。
そこで、ハンドブレンダー登場です!時短かつ量もまとめて作れてとても便利です。
ハンドブレンダーで10倍粥の作り方
- 鍋に炊いたお米(冷凍保存した米をチンしたものでも大丈夫です)とお水を入れて、沸騰するまで煮る。(約3分)
- そして、ハンドブレンダーで粉砕します。どろどろのペースト状になるまで続けます。(2~3分)
- 器に盛ります。残りは冷凍保存の容器やラップにくるんで冷凍庫で保存できます。残ったものを使う時はまたレンジで温めればOKです。
最短の時間を表示しています。心配だったらもう少し時間をかけても大丈夫です。
10倍粥だけでなく、他のお粥やスープ作り、切り刻んだトマトなどの野菜もやわらかくトロトロにしてくれるので、とても便利です。
ハンドブレンダーは、離乳食作りだけのために買うと割高でもったいないですので、離乳食作りが終わった後も、ケーキのホイップクリーム作りやスープ作りなどに活用出来るので、長く使え、買って損はないアイテムです。
冷凍保存容器
今や、離乳食も冷凍保存してしまう時代です。作り置きしておいて、何度かに分けて与えることができると、調理の手間も省けて、ママはとても助かりますよね。
ここで購入しておくと良いおすすめ2つをご紹介します。
- 100均のふた付き製氷皿
離乳食初期は1回に与える量も少なく、かつ液体に近い状態なので安い製氷皿が活躍します。まとめて小分けに入れてふたをして冷凍し、固まったらフリーザーバッグに入れて冷凍保存できます。
- チュチュベビー 離乳食小分けパック 180ml 8個パック
離乳食が進んでくると、だんだん固形に近くなり、製氷皿からはがれにくくて困るようになるはずです。そんな時、小分けパックがお勧めです。ふたもついているので、一つ一つわけてお粥やご飯を保存するのに便利です。そして、ぺらぺらであるがゆえに、レンジで温めた後もはがれやすく、使いやすいです。
チュチュベビーからは3種類の大きさのものが出ていますが、どれかを買うのに迷っているなら、大きめを買うに越したことはありません。小食のお子さんなら1サイズ下でもいけるかもしれません。
リッチェル Richell トライシリーズ ベビー食器セット
即購入して良かった、離乳食食器セットです。今は、新しいバージョンで「リッチェル Richell トライステップアップ できたね!お食事セット」という名前でネットでは販売されています。
離乳食初期から3歳頃まで長く使えて、特に離乳食の時期をサポートしてくれる万全のセットです。はさみや食器、ストローとふたがついたマグ、スプーン、やフォークまでついています。
まず、はさみは麺類などをカットする時に普通のキッチンバサミを使うことと比べれば衛生的にも安心して使えます。食器類ははさみを除いて全てやわらかめの素材でできており、お皿の底はすべり止めもついています。
最も重宝したのは、ふた付きのストローマグです。ふたの黄色い部分を押すと飲み物がストローから出てくるので、最初のストロートレーニングにとても良かったです。このストローマグは単品でも販売されていますので、パーツをなくしても購入できますよ。
シリコンスタイ~お食事エプロン~
お食事の時に、エプロンをしなければすぐお洋服などを汚してしまうので、必須です。
これまで、プラスチックやビニール製のエプロンなど色々試しましたが、シリコン製のエプロンが一番もちが良かったです。シリコン製でいえば、ベビービョルンのスタイが代表選手です。
「値段が高いかな…」と思って、よく似たつくりの安物を購入したところ、最初は良かったのですが、子供がちょっと引っ張ると、首回りの部分がちぎれてしまいました。やはり、ベビービョルンを買った方が良かったなと後悔したものです。
ビニール製のものは100均でも見かけますが、お出かけ用には良いですが、日常使いにはあまりお勧めできません。洗ってしばらくしたら、カビが生えていたことがあり、泣く泣く捨てたことがありました。
まとめ
どうでしょうか、参考になりましたでしょうか。離乳食ガイドブックなどを見て、「大変だ!」と思ったり、「頑張らなきゃ。」と気負ったりして、疲れてしまってはいませんか。
色々そろえるものもあって、大変かとは思いますが、「あって本当に良かった!」というものばかりをご紹介させて頂きましたので、使いやすそうだ、これいいな、と思ったものから始めていただければと思います。
ママもにこにこ、赤ちゃんもにこにこハッピーな離乳食をスタートさせましょう。