FXで勝てない理由。デイトレ&スキャル。特に難しい短期売買を考える
まずは結論から
FXで勝てない理由は、単純に勉強不足である点。
そしてプロスペクト理論の影響で『利小損大』これが勝てない理由だと思います。
ちなみに先に断っておきますが私は全く勝ちトレーダーではありません。
バリバリの負けトレーダーです。しかし何故負け続けるのか?何故勝てない世界なのか?と言う事は少し分かってきました。
日々勉強と経験を積んで必ずや勝ちトレーダーになる!そんな思いで日々戦っております。
※今回は長期投資では無く、短期売買のデイトレ&スキャルの話になります。
この記事の目次
FXは様々なやり方や付き合い方がある
”FX”と一言で言っても様々なやり方があると思います。
一例を挙げてみます。
①スキャル&デイトレ(1日で何度か決済を繰り返しその日の内にポジションを閉じる)
②スイングトレード 数日~数週間保有
③長期スワップ狙い。数年~数十年保有
④両建て異業者間スワップの差額狙い
⑤システムトレード(プログラムで自動売買)
ざっくり5つ位に分けてみました。
③のスワップ狙いは当ブログでもメインコンテンツとして検証を重ねながら実際に運用しております。
興味ある方は、私が行っている投資先一覧をチェックして見て下さい。
私の場合スワップ狙いと短期勝負分とではFX業者も頭の中も”完全別物”として考え行動しております。
FXは95%以上が負ける厳しい世界
短期売買の難しさ…
経験ある方なら分かると思いますが、どうしてこんなに勝てないんでしょう?
実際の数値は分かりませんが95%以上の投資家が負ける世界と言われております。
相場は上がるか下がるかしか無いのに何故?
1/2じゃないの?
冒頭にも書きましたが、プロスペクト理論の影響で『利小損大』になっているからです。
私自身も恥ずかしながら本質に気付くだけでも何年も掛かりました。
プロスペクト理論
FXに当てはめて簡単に説明すると「利益が乗ったら早く確定させたい。逆に損失は回避したい。含み損に耐えなんとかチャラ線ラインまで取り返したい」
そういった相場心理状態が、結果としてポジションを持って利益が出たらすぐ利確。
損失が出たら耐えて耐えて、チャララインまで来たら建値撤退。
そんな感じでやっていると、一見利益だけ積み上げっていきそうですが、コツコツドカンと言って急変動でせっかく勝って積み上げた利益が一回のトレードで無くなってしまいます。
利小損大
コツコツドカン
この2つのワードはホント良く出てくるワードですし勝てない本質だと思っております。
以下私が思っている事。
将棋はプロと戦っても100%勝てない。断言出来ます100%勝てません。
しかし、麻雀はプロと戦っても勝てる時がある。
配牌で上がっている『天和』も出る確率ありますからね。
FXは麻雀に近い勝負だと考えております。
たまには勝たせてくれたり思惑通りの展開になったりしますが、結局プロと戦っているので長い目で見れば負ける。
すなわちカモにされているだけ。そんな見方も出来ます。
95%以上の人が負ける。
その事だけ常に心に止めて戦っております。
人々を魅了するFXの力とは?どうして負けるのにやってしまうのか?
FXの魅力。それは・・・
「すぐそこにあるお金が手に入る”錯覚”そして幻想を見てしまう。」
色々魅力はあると思いますが、何故かチャートを見てるとお金がすぐそこに落ちていて、手を伸ばすだけでGet出来る。
そんな感じに見えてしまいませんか?
この脳の認識が非常に危険でもありFXをやってしまう魅力の一つであると思います。
それから手軽さ。
ネット環境さえあればOK。PCでもスマホでもポチポチとクリックするだけで取引が出来る。
しかも月曜朝7時~土曜朝6時まで、休み無くずーーーーーっと市場が開いていて流動性があるので注文が通らない事も無い。いつでも取引可能。
それからやり方によってはレバレッジを効かせたギャンブルトレードも出来る。
パチンコ組なんて呼ばれ方もされておりますが重要指標、米雇用統計なんかで一勝負とか。
急変動を見越し色々やろうと思えば出来てしまいます。私も若い頃雇用統計で10円玉の表裏で上下1円でエントリーとかやってました。
そんな訳で寝っ転がりながらポチポチクリックするだけで”オカネモチ”になる夢を見させられる。
これがFXの魅力だと思います。
個人的なFX歴の話を少し報告
かれこれFXと出会って10年以上にはなると思います。(やっていない時期も長いですが)
最初は短期勝負でボコボコにやられ続け。これまたご多分に漏れず、色々な手法探しの旅に出掛け、システムトレードをやってみたり、スワップ狙いやっては急変動でフッ飛ばしたり、まぁ色々やりました。
スワップ狙いの失敗の記事もありますので、注意喚起と言う意味でリンクしておきます。
これまで色々やってきましたが少し過去を振り返り。
負けてはいますがFXをやって良かった点がいくつかあります。
良かった点①
幸いにも、有料情報や有料ツール等は一切買っておりません。1円も使っておりません。
FXの本は何冊か新品、中古問わず読みましたが本なら良いでしょ?
勝ちたい衝動はあっても、有料系はヤバイですよね。ほとんど意味無しと思ってOK。
必勝があるなら、誰にも教えずやるか、誰か雇って分母を広げた方が利益大きいハズ。
何故有料で売るのか?って事を少し考えた方が良いですよね。
私の場合は理屈では無く、本能的に回避していたので良くやった!っと自分を褒めたいと思います。
※若い頃は買おうかなと思った事は何度もありました。無料メルマガは何度も登録しております。
良かった点②
損失が余剰資金である事。そして2014年から日本株とIPOで利益が出る様になってからは、その勝った資金でFXの短期勝負を行った点。
大事な給与収入は無害。年間通して投資関連の収支がプラスなのでFXで負けても精神的ダメージは多少はなんとかなっています。
良かった点③
諦めなかった事。
これはまだ数年先に振り返らないと分かりませんが、S級難易度の『短期売買』
理屈ではなんとかなる(であろう)、超長期投資『スワップ投資』
いつかは花咲くでしょう?
色々投資はやってきておりますがFXが投資のスタート。原点です。
その後様々な投資に繋がっておりますので、FXと出会えた事に非常に感謝しております。
感謝してますが負債は負債。
数年~数十年掛けて預けてる分はしっかり回収もしていきますよ~
※2019年8月現在では今年のFX収支は初のプラス!残り4ヵ月気を抜かず戦います。
FXの勉強。YouTubeで師匠を見付け日々勉強中。
様々な事をやって遠回りしてきました。時間と資金の無駄もしていきました。
2018年にとあるYouTubeのチャンネルに出会い、FXとの付き合いが180度ガラリと変わりました。
相場の本質。そして人間メンタル面。
師匠から学ぶ事は本当に多く、FXだけでは無く雑談や人生論も私に大きな影響を与えてくれました。
(私自身、しっかり勝てるトレーダーになったらまた紹介させて頂きますね)
勿論無料のチャンネルで、販売も一切無し(販売やアフィリ目的以外の無料YouTubeってホント珍しいと思います)
そんな師匠(先生)と出会い、かれこれ1年以上また様々な角度から検証と実践を行っております。
今の所分かった事は手法や、インジケーター類だけでは勝て無い。
チャートの値動きと平行線だけでも十分に戦える。
そんな風に考える様になっております。
スワップ狙いと違って、まだMyルールが完成しておりませんが、今後も試行錯誤しながら作り上げていこうと思います。
FXの利益。毎日●PIPSは幻想?
デイトレードで魅力的なのは、一日単位で利益が出る点です。
単純に1日20P取れて、1万通貨だったら2,000円。10万通貨だったら20,000円。
20,000円×20日で40万/月あれば、十分に生活出来ます。
そう考える人は多いと思いますが、これまたそんな上手くはいきません。
最初の段階からそんな計算をしてしまうとまたドツボ。
取り返そうとリベンジトレードをやってドカンと負けます。
毎日勝とうなんて考えず、出来る所や得意な形だけでやって、勝ったり負けたり。
無理に取り返そうとしても相場は思った方向にいかないのが常。難しい世界です。
FX短期売買で目指す所
短期売買で目指す所としては、まずは月5万円位のプラスを出したいですね。
っとなると一日2,500円程。週15,000円位が目標。
こうなると投資に対する自信も付くし長期投資に回せるお金も増えて相乗効果になると思っております。
すでにこれ位のロット、金額ならメンタル的にも含み損や損切りにも耐えれる様になってきております。
勝てる様になればロットを上げるだけ。
答えは簡単なんですがまぁ、そんな簡単に勝てる様にはなりません。
まず生き残れ。
儲けるのはそれからだ。byジョージ・ソロス
あまりにも有名で心に響く一言。
天才ジョージソロス氏の言葉ですね。
生き残る?
長期投資だとそんなに感じませんが、レバレッジを掛けた投資FXやCFDをやっていると良ぉ-------く分かります。
身に染みる一言。とにかく相場の世界に生き残る。
本当の意味で相場を理解して負けない様になる=勝てる様になるまでは大きなロットを張らずコツコツと。
焦らずしっかりと相場と向き合っていこうと思います。
まとめ
今回はFX短期売買の話でした。
長期投資スワップ狙いは当ブログでもメインコンテンツとして取り上げております。
長期投資先のこの記事からチェックしてみて下さい。
短期投資は運の部分や技術の要素が非常に求められます。
とにかく諦めずに向上心を持って今後も取り組んでいこうと思います。
最後までお付き合いありがとうございました。