イヤイヤ期の中でもママがかなり疲労困憊するお風呂のイヤイヤ。3歳で今やだいぶ落ち着いてきた娘もお風呂に対するイヤイヤがすごい時期がありました。
お風呂は毎日のことだし、浴室は子どもの泣き声が響いてとてもうるさく…泣いている娘を無理やり入れるだけでもとても疲れていました。
今回はそんな娘のお風呂のイヤイヤを乗り越えた方法をご紹介します。
お風呂の絵本や歌・動画をフル活用
まずはお風呂が楽しい場所だと刷り込むことが大切なので、お風呂の絵本や歌や子ども向けの動画を使いました。
特にうちの場合、効果があったのは
●「おふろでちゃぷちゃぷ」(文:松谷みよ子 絵:いわさきちひろ)
●「ノンタン あわぷくぷくぷぷぷう」(作・絵:キヨノサチコ)の本。
●Eテレの「いないいないばあ」のお風呂の歌。
●YouTubeで「お風呂 子ども」で検索したら出てきたSuper Simpleの「The Bath Song 」などです。
お風呂を題材にした本を読んだり、歌を歌いつつお風呂に誘うとイヤイヤが少なかったです。しかし毎回同じ本や歌や動画だと飽きてまたイヤイヤが始まるので、頃合いを見て新しい歌をYouTubeで検索して新しいレパートリーに加えていました。
YouTubeの動画は見せることに抵抗があるママもいるかと思いますが、イヤイヤ期だけだと割り切って便利に使ってみてはいかがでしょうか。
おもちゃは廃材?お風呂に置かずに日替わりで持ち込み
お風呂のイヤイヤ期を乗り越えるために欠かせないおもちゃ。我が家の場合もお風呂用のおもちゃを購入しお風呂に常備させていたものの、それでイヤイヤがなくなることはありませんでした。
そこで良い案がないかインターネットで調べていたところ、既成のものではなく、お風呂のおもちゃを廃材で手作りしているママさんがいました。
その手作りのおもちゃをお風呂の中に忍ばせておいて、蓋を開けた時インパクトや面白さで子どものお風呂に入りたいという気持ちを促すという効果があるようだったので、私も試してみることにしました。風呂に常備していたおもちゃはカビが生える危険があるのでお風呂から撤去して、代わりにトレイやペットボトル、ゼリーの入れ物、ビニール袋(膨らませて風船に)などでおもちゃを作ったり、あるいは作るのが面倒でそのままそれをお風呂に放り込んだりしてみました。
ポイントは目新しさを保つために、毎日違う廃材をお風呂に持ち込むということでしたがこれが効果てきめんでした。
普段からうちの子どもは、既製のおもちゃではなく、そこらへんにあるガラクタや廃材などに興味を示す子で、それを生かした対処法でしたが、意外とそういう子どもは多いのではないでしょうか。
廃材だけではなく、普段普通に遊んでいるおもちゃをお風呂に持っていくことも新鮮だったみたいで喜んでいました。風船をもってお風呂に入ったのも楽しそうでした。今挙げたようなものであればそこまで出費もかからないので是非気軽に試してみて下さい。
ママがイライラしないことが一番
この他にも100均の入浴剤を使う、ソープでシャボン玉を作る、どうしても駄目なときは泣いても暴れても強制的にお風呂に連れて行き、スピード勝負で済ます日もありました。
夏だったら毎日お風呂には入れたいけれど、冬だったら律儀に毎日必ず入らなくても大丈夫と1日くらいお風呂をサボってみるという手もあります。
冬の場合、乾燥が気になる子はお医者さんから毎日お風呂に入らない方が良いと言われることもあるのだとか。とにかくイヤイヤは毎日のことなので、ママが少しでも楽にイライラせずにいられるのが一番です。せっかくの親子のスキンシップの時間ですから、楽しくお風呂の時間を過ごせるなら多少のことなら何でもアリだと思います。
今だけだと割り切ってどうにかイヤイヤ期のお風呂を乗り切って下さい。
あの手この手で試行錯誤しているうちに、いつの間にかイヤイヤ期が終わってしまっていたということも案外あるかもしれません。