トイレトレーニングは幼児期の子育ての山場と言える大きな壁です。特に初めてのママは、本当に我が子のオムツがはずれるか不安も大きいでしょう。なかなか子どものオムツがとれないと、ママは自分のやり方がいけないのではないかと自信を喪失したり、焦ってしまい、逆に子どもに悪い影響を与えてしまうこともあります。
そこで私が実際にトイトレを経験して感じたポイントをまとめていきます。
どんなにママが頑張っても全てはタイミングと本人のやる気次第
早い時期からトイレトレーニングを始めて成功するご家庭もありますが、我が家の場合「やはり最後はタイミングと本人のやる気次第である」と強く感じました。
というのも、トイトレは夏が良いと聞いていたので2歳後半に一度トレーニングを始め、2週間ほど続けたのですが上手くいかずに泣く泣く一度中断し、秋に再挑戦したのですが、そのときはなんと2日でオムツがはずれたのです。
あまりにあっさりはずれたので「夏の2週間の頑張りは何だったのか・・・」と思ってしまいました。思えば1度目の挑戦の時は、年齢と親の都合、焦りから勝手にトレーニングを進めてしまっていたように思います。おまけにトイトレがストレスになったのか知恵熱のような症状が出て体調を崩したり、本人が我慢したのか半日過ぎてもおしっこが出ずに膀胱炎を心配したり、という事態になりました。
それに比べて2度目の挑戦の際は、本人にパンツで過ごしてみるか確認し、本人が承諾した日にだけトレーニングをしていました。これが成功した最大の理由ではないかと思います。
おしっこが出るタイミングが合わないなら出るまでトイレで座っていれば良い
1度目にチャレンジしたときはトイレに座ることはできたのですが、おしっこが出るタイミングとトイレに座るタイミングがどうしても合いませんでした。
トイレに座らせた直後、部屋に戻ってきて漏らしてしまったということも何度もありました。そんな中インターネットで調べていたら、トイレにおもちゃや本、スマートフォンを持ち込んで、トイレに座りながら遊びに気をとられているうちにトイレが成功したという体験談があり、2度目のチャレンジのときに試してみることにしました。
本人の希望でたまたまパンツを履いた日に、ジュースをこれでもかと飲ませてトイレに誘います。当時子どもが大好きだった本を何冊も抱えて「おしっこが出るまでトイレから出ないようにしよう」と意気込み、見事初成功をつかみとりました。
しかし長時間おしりを出してトイレに座っていると痔になる可能性もあるので、長くても5分くらいにしたほうが良いと思います。
成功したらこれでもかとご褒美を
偶然でもトイレでおしっこができたら、まずは盛大に褒めます。子どもの表情が笑顔になるまで褒めるのがポイントです。我が家の場合は、さらに私が大きく万歳をしたり小躍りして喜びを身体全体で表現しました。
そして褒めるだけではなくご褒美も大切です。これはすぐにあげることが基本です。前もってトイレトレーニング表を作成し、成功したらシールを貼ったりスタンプを押す方法も良いですし、子どもが大好きなお菓子を一口あげるのも効果的です。
金銭的な余裕があれば一緒にお店へ行って、小さな賞品を買うのも良いのではないでしょうか。さらにパパやおじいちゃんおばあちゃんにたっぷり自慢するのも最適です。
私はさらに、夜寝る前に再度トイレの成功を褒めて、抱きしめながら寝るようにしました。
しかし中には褒めすぎがプレッシャーになってしまう子や、ご褒美をもらうためにだけ頑張るようになってしまう子もいるようなので、そのあたりはママが見極めて、我が子に最善なやり方を見つけて下さい。
以上は私がトイトレに挑んだときに感じたポイントですが、最適な方法はやはり一人一人違うと思います。この記事を参考にしてもらいつつ、我が子のことを一番よく理解している親が、その子に合ったトレーニング方法を見つけて気長に挑戦してみて下さい。